保険の本来の目的を考えよう
保険は「お金を増やすためのもの」ではなく、
自分や家族に万が一が起きた時に
生活を守るための備えです。
ただし、すべてのリスクを保険でカバーしようとすると、
毎月の保険料で家計が圧迫されて本末転倒になります。
すーさん自身も、家計を見直して
「保険は最低限でよくない!?」
という結論にたどり着きました。
それについての記事も書いてます⬇️
固定費削減で浮いたお金を投資へ!子育て世代におすすめの積立投資

生命保険は本当に必要?
結論から言うと、貯蓄がある家庭には
生命保険は不要な場合もあると思います。
なぜなら、日本の健康保険は世界一だから!
もしも世帯主が病気やケガで入院しても、
- 高額療養費制度(厚生労働省)
- 傷病手当金(会社員なら約6割の給与が最長1年半)
があるため、実際には医療費の自己負担はそこまで大きくなりません。
つまり、短期的な入院や治療費は
「保険」よりも「貯蓄」で対応した方が
効率がいいと思います!

それでも“必要”なのは収入保障保険!
子育て世代は特にここが一番大事なポイント!!
もし世帯主が亡くなったり、長期で働けなくなった場合、
「高額療養費」も「傷病手当金」も受け取れません。
その時に頼れるのは、遺族年金だけとなります。
でも実際の金額を見てみると、
- 妻+子1人で月13~15万円程度(平均)
- 住宅ローンや教育費を考えると、とても足りない
つまり、家族を守る“生活費の柱”が欠けるんです。
子どもがいる家庭では「収入保障保険」が必須。
収入保障保険は、亡くなったときや
重度障害になったときに、
「毎月給料のようにお金を受け取れる」保険です。
支給は年金形式で、
月15~20万円を20年間受け取れるプランなら、
家族の生活を安定させられます。

医療保険は必要最小限でOK
ところで医療保険にお金をかけすぎていませんか?
実は多くの家庭で「月5,000円〜1万円」を払っており、
年間にすると約6〜12万円の支出となります。
しかし、先程も述べた通り、
高額療養費制度+貯蓄で対応できるケースがほとんどとなります。
それなら医療保険を減らして、
その分をNISAで積立投資に回せば、
10年後には大きな差になります。

保険より大切なのは“家計の耐久力”を上げること
保険に入るよりも、まずは家計の余裕を作ることから。
それが一番の「安心」です。
- 貯金100万円よりも「毎月の黒字3万円」
- 高い保険よりも「無駄のない固定費」
- 大きな保障よりも「長く続けられる積立」
このバランスが取れていれば、
保険に頼らなくてもリスクを
乗り越えられる家計になります。

まとめ|保険は安心料なので頼りすぎないのがコツ
すべてを保険でカバーするのは不可能です。
でも、本当に必要なリスクにだけ備えることで、
安心と家計のバランスが取れます。
結論として、すーさん流にまとめるとこう👇
| 保険の種類 | 必要度 | ポイント |
| 生命保険 | ★☆☆ | 貯蓄+手当で対応可 |
| 医療保険 | ★★☆ | 最低限でOK |
| 収入保障保険 | ★★★ | 子育て世代は必須 |
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