世帯金融資産とは?わかりやすく解説
「世帯金融資産」とは、家庭ごとに持っている金融的な資産のことを指します。
具体的には、
預貯金・株式や投資信託・保険の解約返戻金・年金積立
などが含まれていて、マイホームなどの不動産や自動車はここには入りません。
つまり「家族がいざというときにすぐ使えるお金」がどのくらいあるのかを示す数字。
日本の世帯金融資産の平均・中央値をデータで比較
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2023年)」によると、
- 平均値:約1,800万円
- 中央値:約750万円
となっています…。
「日本人ってそんなにお金を持っているの?」と驚くかもしれませんが、
平均はごく一部の超富裕層が大きく引き上げているため、
実際の生活感に近いのは中央値の方。
つまり、多くの家庭は数百万円程度の金融資産しか持っていないのが現実。
子育て世代のリアルな世帯金融資産状況
では、30〜40代の子育て世代はどうでしょうか?
実際には、教育費・住宅ローン・生活費などで出費が多く、
資産形成に回せる余力は少なめ。
調査によると、30代世帯の金融資産保有額は中央値で約400万円前後。
先程の数値は退職金をもらった年齢層も入っているので、
平均、中央値共に釣り上げてると思われます。
この数字を見て「自分は少なすぎるのでは?」と焦る必要はありません!
子育て世代はどうしても支出が先行する時期だからです。
むしろ、将来の教育費や老後資金を見据えて、少額でも積立を続けることが大切!!
我が家の実例と取り組み
我が家も例外ではなく、住宅ローンを抱えているので
「金融資産」として見ればむしろかなりのマイナススタート。
それでも、夫婦でNISAを活用して毎月5万円+ボーナスでスポット投資を行い、
さらにiDeCoで月2万円の積立を開始しました!
子どもの教育資金についても、児童手当はジュニアNISAに全額投資しました!
お祝い金やお年玉も可能な範囲で投資に回すようにしています!
まだ小さな金額でも、複利の力を味方につければ将来の安心につながります。


平均より大事!資産形成の「仕組み化」戦略
金融資産の平均や中央値はあくまで目安であって、絶対的な答えではありません。
大事なのは「毎月いくら投資や貯金に回すかを仕組み化できているか」
- 毎月一定額を自動で積立(NISA・iDeCo)
- ボーナス時はスポット投資や繰り上げ返済に充てる
- 教育資金はNISAで長期運用(子の年齢にもよります…)
こうした仕組みが整えば、今は少なくても10年後、20年後には確実に資産形成が進みます!
まとめ
世帯金融資産は「平均1,800万円」「中央値750万円」と聞くと、
子育て世代には遠い世界の話に思えるかもしれません。
ですが、今の支出が多いのは当然であり、焦る必要はありません。
むしろ大切なのは「毎月の積立を続ける仕組み」をつくること。
教育費と老後資金を両立させるために、今から少しずつ準備を始めていきましょう!!




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